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ミャンマーでミルコンの技術を生かす。そんな夢に向かって一歩一歩、前進中

技術部
ウェイ ジン テッ

2019年入社
土木構造設計(大学院)修了

01 あなたがミルコンに入社したきっかけは?

「あっ、ここだ!探している会社」
現地でのマッチングフェアで直感

ふるさとミャンマーのマンダレー工科大学大学院で土木構造設計について専門知識を深め、修士課程修了後はヤンゴンの日本語学校に通っていました。技術力のある日本で、構造設計に関わる仕事に就きたいと考えていたからです。そんな時、日本の建設土木業界が現地で開いたエンジニアマッチングフェアでミルコンを知りました。「あっ、ここだ!私の探している会社」。仕事内容も勤務地も、私の希望とぴたり重なりました。ホームページを調べると、ミルコンは創業から約90年。安心して働けると感じたことも決め手の一つです。

02 仕事の中身ややりがいについて教えてください。

コンクリート技士に合格
成長の実感が大きな励み

私は今、技術部構造設計課で、CADを使ってプレキャストコンクリート製品の製品図を作成しています。さらに、岩盤の強度や形状といった現場の状況に応じて、設計した製品が構造的に安全かどうか計算するのも私の仕事です。入社して3年、「ウェイさんならできる」と上司に背中を押していただき、だんだんと難しい仕様の製品も任せてもらうことが増えてきました。ただ、自信がある場合はいいのですが、まだ迷っている時に上司にチェックしてもらうのは、少しだけ気が重くなるのが正直なところ(苦笑)。上司や先輩を見ていると、もっと技術力を磨かなければと思うことばかりです。
まだまだ学ぶことの多い毎日を過ごす中、自分自身で成長を実感できた時には喜びがあふれてきます。実は最近、すごくうれしいことがありました。コンクリート技士試験にチャレンジし、無事に合格できたのです。出題はもちろん、日本語ですし、高い専門性も求められます。勉強は大変でしたが、製造の現場などでコンクリートをいかに管理すればいいかなど専門知識を深めることができました。
世界を見渡せば、土木技術が課題となってインフラ整備が進んでいない地域がたくさんあります。ミャンマーでも大雨が降り続くと、土砂崩れなどの危険性が一気に高まってしまいます。ミルコンの技術をふるさとの発展につなげたい――。いつか、そんな夢をかなえられるよう、福井でチャレンジを続けていきます。

03 ある1日のスケジュール

8:30 出社。メールをチェックし、今日の予定を確認
9:00 今日の仕事予定を上司に報告
10:00 製品図の作図業務をスタート!
12:00 お昼休憩でいったん、リフレッシュ
13:00 図面を自己チェックし、上司に提出
14:00 担当営業と設計条件に関して電話で打ち合わせ
15:00 再び設計業務に着手。構造計算した結果を先輩に報告し、今後について相談
17:00 書類のまとめや片付け。明日のスケジュールを確認
17:30 退社。通勤は車で。免許も来日してから取得しました

04 就職活動中の皆さんへ

「どんな仕事や業務に興味をもっているのか」。それを明確にした上で職場を選んだほうが絶対にいいですよ。興味のあることほど楽しく働くことができますし、好きなことであればそれだけ成長にもつながると思うからです。加えて、人間関係も大事です。やさしく心温かい人がいっぱいいる会社を探しているならば、間違いなくミルコンです。ミャンマーから一人来日し、頑張ることができたのは周りの人たちがいたから。同僚や上司には本当に感謝しています。

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